誤嚥性肺炎予防の2大ポイント…
口腔の清掃と機能回復
口腔内を清潔に保つことにより、細菌を減らし、そして食べたり飲みこんだりする摂食・嚥下機能の回復により誤嚥性肺炎を予防します。また、高齢者や病気の方は全身の状態が低下しています。健康な人であれば多少の誤嚥があっても発症しませんが、からだの抵抗力が落ちていると発症しやすくなってしまいます。口から食事をとり栄養状態を良好にすることも、誤嚥性肺炎を予防するうえで大切になります。
口腔ケアには
@歯磨きなどにより口腔内を清潔にし細菌を減らす器質的口腔ケア
A捕食、咀嚼、食塊形成、嚥下などの口腔機能を回復させる機能的 口腔ケア
機能的口腔ケアにより
「口から食べられる」ようになることは、免疫の観点からも重要なことです。
経鼻管や胃瘻などの非経口による栄養摂取が長期化することは感染症への抵抗力の低下をきたします。
口から食べて免疫力アップ!は誤嚥性肺炎予防の重要なことです。